2002年1月26日(土)
in 福生CHICKEN SHACK


「Rumbling Blue Color Gig Vol.4」



< LIVE PHOTO & REPORT >


 さて、今年度一発目のライブです。前回のステージから3ヶ月という、OLD CROWにしては短い間隔での実施となった今回は、いよいよ福生Chicken ShackでのLIVE。ネットがらみで知り合った人たちのステージをいくつも見て、「ここで演りたいなぁ」と思ってきた場所だったので、メンバーの気合の入り方も十分です。今回は、総勢6バンド出演という賑やかさ。ネットを通じて仲良くなった「SOUTH DELTA」さんの企画で、70年代〜なバンドが勢ぞろい。さて、当日の様子を今回はバンマス西弟がレポートします。

< 西弟のLIVE日記 >
 午前中に起きて、衣装用に黒の長袖Tシャツをユニクロで購入。 ガソリンスタンドにも寄って、準備万端。 当日練習のため、AJAに向かう。今日は1時間だけだったんで、本番通りに通して終了。 なんとかなりそうだ。
 福生に着いた時点でまだ5時。集合時間の6時までにはまだ間があるんで、食事をしておくことにした。 アメリカンな食堂で、オレはタワーバーガー(メニューによれば、3〜4人前だそうな。\2,200なり)を完食。だってー、小谷が「おとちゃんはこれでしょ?」って言うんだもーん。 さすがにお腹いっぱいになったよ。外を見ると、雪が降り始めていた。 やばいね。
 チキンシャックに到着し、機材を搬入して車を駐車場に車を置いてくる。 あこがれの「ハシゴを登っていく楽屋」にも入ったよ。 うーん、ボロいぜ! そのままリハ。 予想以上に音が聴こえないんでビビったけど、ここで卓の人にあーだこーだ言うのもかっこ悪いから、「どのくらい聞こえないか分かったからオッケー」って事にして、とっとと終了させてしまう。 対バンの前だしね。

 7時45分から始まった本番は、まずは、「C.C.Q.」。 始まる前にお香を焚いたりして、音楽的にもインプロビゼーションを中心としてサイケな感じで展開していった。 こういうのは、ドラッグ(ハッパとかキノコとか)とセットで聴きたいね。残念ながら本番を控えていたので、酒を飲むわけにもいかず。ちょっともったいなかったよ。オールマンやレイナードのカバーナンバーも持ってるそうなので、そっちももっと聴いてみたかった。

 で、次がオレら。 ドラムから始まって、まずはオレがしゃべり出す。

「対バンのみなさん、イェー!」 「イェー!」
「お客さん、イェー!」 「イェー!」

うん、なかなかの反応。 掴みとしては、まあ、こんな感じか? いい客だ。 ついでにメンバー紹介もしちゃったりして。
 今回は、前回の野音と大幅に選曲を変えて、過去に演ってきたナンバーから満遍なくピックアップしてみた。いわば「総決算」というところか。
 演奏的には、様々な反省点はあれども、温かくノリのいいオーディエンスのお陰で、楽しいステージができた。それがオーディエンスに伝わったかどうかはまた別の話だが。伝わっているといいなぁ・・・。

 3番目は、「Trouble No More」。3ピースのバンド。 レイボーンなんかなのかな? それなりの年齢らしいだけあって、さすがに音のまとまりがいい。 ベーシストのお姐さんは、テクニック指向じゃないんだけど、的確なプレイを聴かせる。とは言いつつも、地味にスリーフィンガーなんかも見せてくれたりして。
 上に乗っかるギタリストは、なぜかマッチョだった。 顔と筋肉と下半身で弾くタイプ。エロいぜ!選曲がツボにはまったらしい小谷は、大喜びであった。 本人達も楽しんでいるのが分かるだけに、見ていて気持ちがよかった。

 4番目は、今回の主催者である「South Delta」。このバンドを見るのは2度目になるのだが、今回も「レディースバンドの正しい姿」を見せてくれた。うーん、かっこいいぜー!ツェッペリンもよかったけど、やっぱりオリジナル曲、特に「BAD ANGEL」は秀逸ですな。走るドラムに曲間で「ゆっくりね!」と囁くのはご愛嬌ということで・・・。KAZMIさんのステージアクションは同じパートとして見習うべき点は多し。

 見ながら、ふと横に目をやると、なぎがマジ顔。 どうやら次の出番に向けてかなり緊張感が高まっているらしい。 気分をほぐしてあげようと軽くからかってみたんだけど、あんまり効果なかったみたい。

 で、5番目に、「Van Heysan」。 ステージの派手さはダントツだ。 へ〜さんかっこいいわー。メンバー全員の卓越したテクニックがパフォーマンスにさらに深みを与えている感じ。「Unchained」でのへ〜さんの脚上げはオレのハートを鷲づかみさ!
 今回は、ゲストキーボードにうちのなぎが参加したのだが、 思い返せば、もうずいぶん長い事、いっしょのバンドばかりやっていたから、彼女のステージを客として見たのは久しぶりだ。 なんだよ!めちゃくちゃ生き生きしてるじゃん!音は、まあ、他の楽器が爆音だからあんまり聞こえないんだけど、そんなことはどうでもいいわけで。 バンドメンバーとしては、複雑な心境だったよ。

 最後に、「アキラ」。ここまでとはガラっと雰囲気の変わったパンクバンド。 いきなりガラの悪い(笑)客がステージに殺到。うーん、正しいパンクのライブだー。ラフィンノーズなんて15年ぶりに聴いたかも。ひとりふたり客が圧死すると完璧だったかも(笑)。

 結局、すべて終わったのが、午前2時近く。機材を車にぶちこんで、駅の裏側の魚民で打ち上げ。 オレは、帰りの運転の事もあって酔いを醒まさなくちゃいけないっていうのと、何よりも眠かったんで、早々に端っこで居眠り。 いろんな人といろいろ話したかったんだけど...。残念。 他の人見知りするメンバー達は、ちゃんと親睦を深めてくれたんだろうか? マネージャー(なぎ)に任せてないで、ちゃんと顔売っとかないと、もう誘ってもらえないよ。

 5時過ぎに福生を後にし、メンバーをそれぞれの家に送り届けて帰宅。 就寝は7時過ぎであった。

by 西弟)


西弟 お〜しろ JUN
nagi こやっち



しっかりコーラス♪の
リズム隊おふたり。
ちょっとめずらしい構図かも?
暗い中(見えなかったらしい・・)
果敢にも客席に飛び込んだJUN。
(また美味しいとこ取られた!)

バンマス西弟に、こっそり
目で乱入許可をとるあたりに
性格がにじみ出てますな。
今回のナンバーには
結構前にやっていた曲も
入れてみました。

初めに演った頃と比べると
唄いまわしも演奏も
すいぶん変わりましたねぇ。
ん〜、CHICKEN SHACK最高!
またやらせてくださいねっ。



Special Thanks to ・・・Momo-chang. (Photo)



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